無印・ニトリ・100均の収納用品を使い比べてみた感想
私は片付けが得意ではないのに、収納グッズだけは妙に好きで、気づけば家のいたるところが「無印」「ニトリ」「100均」の収納用品だらけになっています。
ただ、その過程で痛感したことがあります。
“見た目が良くても、使いづらい収納は結局使わなくなる”
逆に言えば、
“安くても使いやすければ勝ち”
ということ。
この記事では、私が実際に半年〜数年使ってきた中で、
- 無印
- ニトリ
- 100均
この3ブランドを比較しながら、
リアルな使いやすさ
耐久性
価格とのバランス
などを正直にレビューしていきます。
これから収納見直しをしたい方に、少しでも参考になれば嬉しいです!
まず結論:使いやすさの傾向はこれ
いきなりですが、半年以上使った結果をざっくりまとめると ↓
- 無印:質と安定感が圧倒的(とくに引き出し・ファイルボックス)
- ニトリ:コスパとサイズ展開の豊富さで優秀(大物収納が特に強い)
- 100均:小物収納と“ちょい足し”用途なら最強
この3つ、真剣に使うと役割が自然と分かれてきます。
ではここから、ジャンルごとに詳しくレビューします。
1. 無印良品 ―「とりあえず無印にしとけば間違いない」は本当だった
私は無印の収納の“揃った時の美しさ”に惹かれ、リビングや洗面所に少しずつ導入していきました。
その中でダントツに良かったのが ファイルボックスシリーズ です。
ファイルボックス(特にホワイトグレー)
これは、収納界の「正解」なんじゃないかと思うレベル。
良かったポイント
- とにかく丈夫
- 自立する
- 形が歪まない
- 同じシリーズで揃う
- どの部屋でも違和感がない
私はキッチンで調味料、洗面所でストック類、リビングで書類整理…と
気づけば10個以上使っていました。
特に書類の整理は、これを導入してから本当にラクになりました。
「どこに何を入れたか分からない」という地獄から解放されました。
ちょっと残念だった点
- 価格は高め(1つ490〜990円くらい)
- “たくさん揃える” と一気に出費が増える
ただ、長期間で見れば“コスパは高い”と感じています。
ポリプロピレン収納ケース(引き出し)
クローゼットの整え方の中で、私が最も成功したのがこれです。
最初はニトリと迷っていたのですが、
無印の方が
- 滑りが良い
- 引き出しの透明感がほどよい
- サイズ規格が分かりやすい
- 見た目の統一感が出る
という理由で無印に決定。
実際に使い始めると、
「引き出しの滑りの良さ」
が段違いで、かなり快適です。
服も取り出しやすく、買い足してもサイズ規格が変わらないので、後からの組み替えも簡単でした。
2. ニトリ ―「お、ねだん以上」の言葉は伊達じゃない
ニトリは、大物収納や家具まわりが特に強いです。
私が使っていて一番便利だと思ったのは “インボックス”。
インボックス(無印のファイルボックスの箱バージョン)
これは、無印と並ぶ神商品です。
良かったところ
- とにかく安い
- サイズ展開が異常に多い
- 持ち手の形が絶妙で持ちやすい
- 白系で統一すると無印と並べても違和感なし
収納棚やカラーボックスの整理に使うと、コスパ無双クラスの働きをしてくれます。
私はリビングの棚をほぼインボックスで揃えていて、“見た目がスッキリする感覚” は無印と変わりません。
惜しい点
- 製品によっては微妙に歪みやすい
- 同じシリーズでもロットによって色味が少し違うことがある
とはいえ、価格を考えれば「納得」どころか「十分すぎる」品質でした。
折りたたみ収納ボックス
クローゼットの上段など「頻度が低い場所」に置くなら、ニトリが最強です。
- 軽い
- 大容量
- タオルや布団の収納に強い
- 無印より安い
私は季節ものの服をここにまとめて入れていて、“軽くて取り出しやすい” というのが気に入っています。
むしろ、無印は頑丈すぎて「重い」こともあるので、上段など「高い棚」で使う場合はニトリの方が楽でした。
3. 100均 ―「ちょい足し収納」の領域では圧勝
100均は、なんと言っても小物収納の神様です。
私はダイソー・セリア・キャンドゥすべて使っていますが、特に「とりあえず小物を整理したい!」という時は100均が一番強いです。
小物ケース(仕切りつき)
アクセサリー、文房具、薬、ネジ、USB…
こういう “細かいもの” の整理に最強。
無印やニトリほど耐久性はありませんが、逆に「用途が変わったら買い替えられる気軽さ」が便利なんですよね。
私は文房具やケーブル類を整理するのに大量に使っていて、消耗品感覚で買っています。
収納トレイ & 仕切り
キッチンの引き出しは、ほぼ100均トレイで整いました。
- スプーン類
- 調味料チューブ(しょうが等)
- 細かいキッチンツール
など、小さめのものを仕切るだけで一気に見やすくなります。
正直、引き出し内の整理は
100均で十分すぎる
と感じました。
コスパ最強は100均の“積み重ねボックス”
これはどこの家庭にも最低1セットはあるんじゃないかと思うほど有名ですが、本当に使いやすいです。
- 中が見える
- 大小を組み合わせられる
- 重ねても安定する
- 100円だから大量に揃えられる
私は洗面所とキッチンで使い倒しています。
実際に使って感じた「ブランドごとの向き・不向き」
実際に使い続けてみて感じたのは、
“適材適所” が一番大事
ということでした。
無印が向いている場所
- 人の目に触れるリビング
- 書類整理
- クローゼットのメイン収納
- 長期間使いたい場所
ニトリが向いている場所
- 棚・カラーボックス
- クローゼットの上段や奥の方
- とにかく大量に揃えたい時
- 大物収納
100均が向いている場所
- 引き出し内
- 小物整理
- 一時的な収納
- とにかく安く揃えたい場所
各ブランドが“勝負している領域”がまったく違うので、組み合わせて使うと最強になるんですよね。
まとめ:収納は“ブランドを絞る”より“役割で選ぶ”と成功する
私は最初、「収納は無印で統一したほうがきれい」と思っていました。
たしかに統一感は出ますが、実際には役割と頻度でブランドを使い分ける方が、
圧倒的に使いやすく、コスパも良くなりました。
- メイン収納 → 無印
- 大物・大量 → ニトリ
- 小物 → 100均
この組み合わせが、私の中での結論です。
見た目、使いやすさ、価格のバランスを考えると、
“この3ブランドを上手に組み合わせる” のが最適解
だと感じています。
収納は正解がなく、人によって使いやすさが違うので、この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
