Web執筆で月収10万円を達成するまでの私の軌跡

こんにちは、Web執筆者のコナです!

最近、Twitterでフォロワーから「収入をどうやって増やすのですか?」と質問されました。

仕事がなかなか見つからない時、収入がこれからも増えるのか不安になることもありますよね。

多くの人が文字単価を上げる方法を共有していますが、今回は私が専業主婦から月収10万円を稼ぐまでの経験をお話しします。

これから収入を増やしたいと思っている方々に、少しでも助けになれば嬉しいです。

初心者期【1記事50円】

私は約4年間、専業主婦として子育てに専念していました。

家でできる仕事を探していたところ、クラウドワーキングサイトでWeb執筆の仕事を見つけました。

最初に手がけた仕事は、1記事50円で、20記事を書く代わりにWeb執筆の技術を学べるものでした。

SNSでは「そういう仕事は避けたほうがいい」と言われることもありますが、私が担当した仕事では、書いた記事をディレクターがビデオで添削してくれました。

Webライティングの基礎やWordPressの操作、画像の選び方など、詳しいマニュアルとフィードバックを通じて学べたので、私にとってはライティングスクールのようなものでした。

執筆は子どもが寝ている早朝3時から6時の間に行い、4ヶ月間で月に5記事ずつ、合計20記事を納品しました。

  • 仕事の取り方:クラウドワーキングサイト
  • 文字単価:1記事50円
  • 執筆時間:平日の3時間(朝活3:00〜6:00)
  • 持っていたスキル:タイピングのみ
  • 執筆ジャンル:育児・家事

スキルアップ期【文字単価1.0円】

最初の1記事50円の案件から、20記事中5記事がGoogle検索で1位になりました。

これをポートフォリオとしてまとめ、再び案件を探し始めました。

文字単価が1.0円の案件を手に入れ、投資と介護ジャンルでの仕事を始めました。

この段階では、リサーチ、構成作りだけでなく、キーワード選定、WordPressへの投稿、SEO対策も求められるようになりました。

投資記事では特に高度なSEO対策が求められ、キーワード挿入や内部対策を含め、大幅なスキルアップを遂げました。

最初の2記事を泣きながら納品したこともありますが、徐々に慣れてきて、半年後には月収5万円を達成しました。

さらに、Instagramで自分の経験を共有し始め、WordPressでブログも運営を始めました。これによりさらに単価アップを目指しています。

  • 仕事の取り方:クラウドワーキングサイト
  • 文字単価:1.0円
  • 執筆時間:平日の3時間(朝活3:00〜6:00)
  • 持っていたスキル:構成作り、WordPress
  • 執筆ジャンル:投資・介護

試練の時期【文字単価2.0円】

Instagramで積極的に情報を発信していたところ、4カ月後にある大手メディアから直接オファーを受けました。

長男が幼稚園に通い始め、次男が昼寝している時間を利用して、文字単価を2.0円に引き上げるチャンスが訪れました。

初めての直接契約と大手メディアでの仕事に胸を躍らせましたが、手渡された分厚いマニュアルには驚かされました。

「こんなに厚いマニュアルって必要?」と戸惑いました。

依頼されたエンターテイメント関連の記事をルールに従って完成させ、納品したところ「他のメディアの記事と似ている」とのフィードバックを受けました。

当時は、「記事をパクったわけではないし、検証ツールも使ったのになぜ?」と疑問に思いました。

今では、リサーチ不足が原因で似た構成になったと理解していますが、その時はただ単に「コピペしなければ問題ない」と思っていました。

最初の契約で4記事を納品した後、新たな依頼はありませんでした。

自分の実力不足を痛感し、「私はWeb執筆に向いていないのかもしれない」と落ち込みました。

  • 仕事の取り方:Instagram経由
  • 文字単価:2.0円
  • 執筆時間:平日4時間(朝活3:00~6:00+1歳児の昼寝時間)
  • 持っていたスキル:構成、WordPress、SEO、ブログ運営
  • 執筆ジャンル:投資、介護、エンターテインメント

挑戦の段階【文字単価最大5.0円】月収10万円突破!

Web執筆を開始して1年後、自身の運営するブログが徐々に成長し始め、収益が上がってきました。

文字単価を3.0円に挑戦するため、クラウドワークス以外のクラウドソーシングサイトで新しい案件を探しました。

幅広いライフスタイルジャンルのメディアからオファーを受け、テストライティングが条件でしたが、ブログのURLを提出したところ「WordPressの使い方が上手なので、テストなしで書いてください」との反応を得ました。

同時に、Instagramを通じて取材の依頼もあり、憧れていた取材ライターとしての仕事を受けることにしました。

取材案件を通じて文字単価が最高5.0円まで上がり、月収10万円を超えることができました。

さらにSEOに関する知識を深めるため、SEO検定1級の取得にも成功しました。

高単価の案件が増えたことで、低単価の案件は遠慮するようになりました。

  • 仕事の取り方:Instagram経由
  • 文字単価:2.5円〜5.0円
  • 執筆時間:平日4時間(朝活3:00~6:00+1歳の娘の昼寝時間)
  • 持っていたスキル:構成、WordPress、SEO、ブログ運営
  • 執筆ジャンル:ライフスタイル全般、転職、投資、グルメ

極限の忙しさ:月収20万円達成とその代価

子どもが入園し、日中も執筆に専念できる時間が増えたため、自分の限界を試すかのように多くの仕事を手がけるようになりました。

この時期、Web記事執筆のみならず、SNSの管理代行やランディングページの作成も始めました。

忙しさに追われ、ほとんど記憶に残っていないほどです。

日々、大半の時間を執筆に費やし、休日も睡眠を削って作業を続けました。

Webライターとして2年目には、月収20万円を突破しました。

しかし、この生活は睡眠不足を常態化させ、家族関係にも悪影響を及ぼし始めました。

クライアントからの連絡が来るたびに体調を崩すほどのストレスを感じ、楽しむことも少なくなりました。

記事の品質も低下していきました。

取材の仕事にも挑戦しましたが、対人関係が必要なその業務は私には向かず、本来の目的であった家族との時間を大切にするという初心から逸れていました。

最終的には、メンタルの限界を迎え、取材の仕事を断り、自分に合った仕事だけを選ぶことにしました。

時間の見積もりが難しく、効率の悪い取材案件はコストパフォーマンスが合わないと感じました。

  • 仕事の取り方:クライアント経由
  • 文字単価:2.5円~5.0円
  • 執筆時間:毎日約10時間
  • 持っていたスキル:構成、WordPress、SEO、ブログ運営、取材
  • 執筆ジャンル:幅広いジャンル

リラックスした生活としての新たなスタート

現在は、子どもとの時間を優先しながら好きな仕事だけを手がけています。

Twitterやこのブログの運営にも力を入れています。

最近は、兄が新しいビジネスを立ち上げたことをきっかけに、その企業のウェブサイトの設計から集客までを担当することになりました。

これが新たな挑戦であり、Webマーケティングのスキルをさらに深める良い機会になっています。

新しいプロジェクトを始めるときのワクワク感は、何物にも代えがたいものがあります。

収入を増やすために必要なこと

このブログで何度もお話しているように、収入を増やすには継続が鍵です。

挑戦を恐れず、スキルアップし、クライアントとの信頼関係を築き、広い人脈を形成することが重要です。

「こんなに頑張っているのに収入が上がらない」と悩んでいる方は、これらの点を一つずつ改善してみてください。

必ず誰かがあなたの努力を評価してくれるはずです。

何かお困りのことがあれば、このブログの問い合わせフォームから気軽にご相談ください。